水いぼ摘除の中止について
現在新型コロナウイルス対策として、新しい生活様式が推奨されています。
それに伴い、当院での伝染性軟属腫(水いぼ)の治療方針を以下のように変更させていただきます。
2歳未満の方 → 摘除はおこないません。
2歳以上の方 → 数が多い場合では摘除はおこないません。2~3個以内でも泣いたり動いたりする可能性がある場合は摘除できません。
ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染性について
インフルエンザでは、発熱などの症状が出た後にウイルス排泄がピークとなり伝染性が強くなります。しかしながら、新型コロナウイルスでは、発症2日前にウイルス排泄や伝染性がピークになるとの報告があります。つまり症状が全くなくても人に感染させる可能性があります。
したがって、社会的距離をとる。屋内では無症状でもマスクを着用するなどが必要となります。
しかしながら、小児の方が激しく動いたり運動したり泣いたりする際にマスクを着用し続けることにより、様々な弊害がおこることも想定されます。屋外で十分な距離が取れる場合は、大人の方でもマスクの着用をしない方がいい場合もあります
水いぼ摘除は、密な空間で激しく飛沫が飛ぶことになるため、マスクの着用が困難な状況では摘除することができません。
摘除を今までのように継続することは難しいと判断し、対応を変更させていただきます。
化膿しているなどで速やかな処置が必要な場合は、摘除をお勧めする可能性もあります。
大変申し訳ございませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。